スポーツと文化芸術、観光を結び付けて地方創生に生かす糸口を探る「スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」が来年一月十五日、金沢市文化ホールで開かれる。スポーツ庁、文化庁、観光庁の三長官が登壇する。市が設置した「金沢文化スポーツコミッション」が今月二十五日まで先行申し込みを受け付けている。定員八百人。入場無料。
シンポジウムは三庁が主催し、四回目。二〇三〇年に訪日外国人観光客六千万人達成という目標を見据え、相乗効果で新たな観光資源や地域ブランドを生みだそうと一六年度から続けている。地方都市での開催は初めて。
日本スポーツツーリズム推進機構会長で早稲田大教授の原田宗彦さんが「三庁連携による、新しいスポーツツーリズムの未来」と題して基調講演し、三長官がトークセッションを展開する。スポーツと文化を融合させた外国人誘客をテーマにした講演やワークショップ、ブース展示もある。午前十一時に開場し、午後五時半ごろ閉会予定。
十六日には同じ会場で「スポーツツーリズム・コンベンション」が開かれ、パネル討論には金沢文化スポーツコミッションの平八郎代表やJTB総合研究所主席研究員の山下真輝さんらが登壇する。武道ツーリズムや、プロスポーツチームによる地域活性化をテーマにした分科会もある。
金沢文化スポーツコミッションの平代表は「組織の縦割りを超えて連携すると新しい魅力が生み出せることや、スポーツと文化と観光による新たなビジネスの可能性に若い世代が気付く機会になれば」と願う。
詳細や申込書の入手方法はコミッションのホームページ=QRコード=で紹介。(問)コミッション076(220)2535 (押川恵理子)
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December 21, 2019 at 10:07AM
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スポーツ×文化×観光 どう活用 金沢で来月、3長官そろいシンポ - 中日新聞
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