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子供の競技人口減にダブルスポーツという秘策(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

 野球の競技人口の減少について、この連載では書いてきたが、実は競技人口の減少は野球だけの話ではない。日本中学校体育連盟(中体連)が発表している競技人口のデータによれば、他のスポーツも、減少あるいは伸び悩んでいる。

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■激減する野球人口、しかし他スポーツも増えてはいない

 2010年と2018年の主要球技の競技人口の推移。本来は女子の競技人口も紹介すべきだが、野球との比較をするために男子のみとする。

■軟式野球 

2010年 29万1015人 → 2018年 16万6800人(-42.7%)
■サッカー
2010年 22万1407人 → 2018年 19万6343人(-11.3%)
■バスケットボール
2010年 17万4443人 → 2018年 16万3100人(-6.5%)
■ソフトテニス
2010年 16万7674人 → 2018年 14万9258人(-11.0%)
□中体連男子部員数全体
2010年 135万9597人 → 2018年 118万7442人(-12.7%)

 この数字を見れば、野球関係者は、顔色を失うかもしれない。ほんの10年前までダントツの1位だった野球の競技人口は43%も減った。今やサッカーに抜かれ、バスケットボールやソフトテニスにも肉薄されている。

 しかし、他のスポーツの競技人口も増えてはいないのだ。さらに中体連、つまり中学校の運動部活全体の部員数も1割以上減少している。この間の18歳人口の減少率は、4~5%だから、中学でスポーツ系の部活をする子供自体も減っていることがわかる。

 パイが小さくなる中で、最も栄えていた野球はシェアを奪われ、どんどんやせ細っているのだ。この傾向は、小学校でも同様だし、最近は高校生にも波及しつつある。

 筆者はこれまで「野球人口の減少」に警鐘を鳴らしてきた。野球は昭和時代から圧倒的に栄えたスポーツだけに、その成功体験から脱することができず、その指導は旧弊で今の時代に合っていないし、健康管理面でも立ち遅れている。

 ここ数年、野球界でも未就学児童や小学校低学年への普及活動が始まったが、すそ野を増やす普及活動では、サッカーなどに比べれば周回遅れの状態だ。

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February 16, 2020 at 03:40AM
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