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新型コロナウイルスはこれからの釣りをどう変えるか?(ルアマガ+) - Yahoo!ニュース

全世界的に猛威をふるった新型コロナウイルス。
とはいえ5月14日には39県の緊急事態宣言が解除、本日21日には大阪、京都、兵庫の三府県においても解除を行う方針だ。
いまだ予断を許さない状況ではあるが、釣りを自粛していた読者の方々はこれからの季節に向けてそわそわしてくるタイミングだろう。

考えてみれば4月14日の緊急事態宣言の発出以来、外出自粛期間は1ヶ月以上の長期に渡った。我々が釣り場へ赴けなかったこの期間、魚たちはいったいどうしていたのか?コロナウイルスが釣り場に与えた影響を、釣り編集部の一員として考えてみたいと思う。

自粛期間はある意味で「禁漁期」だった?

例えばアユには都道府県ごとに採捕の許可、禁止期間や禁止区域が設けられている。我々の生活に必要不可欠な魚である一方で、生息状況の悪化から資源管理が求められてもいるからである。

人間からの淘汰圧が減れば魚の数は増加する。2011年の震災は日本の漁業へ大きな打撃を与えた反面、それから数年に渡ってヒラメがたくさん釣れるようになったという。ある船宿では1日に50枚以上の釣果を上げたこともあった。

同様のことは今回のコロナウイルスの騒動についても起こりうるだろう。すなわち解禁後にはよく釣れる。この記事で特に取り上げたいのは本サイトでも人気のある釣り物「アオリイカ」だ。

スポーニングシーズン(産卵期)に重なった外出自粛要請

春のアオリイカは巨大である。彼らはスポーニング(産卵)のために接岸する「親イカ」だからだ。産卵時期を前に栄養をつける必要のあるアオリイカはよく食べ、よく肥る。そんなイカをエギと呼ばれる疑似餌で狙うのが「春エギング」と呼ばれる釣りである。2~3キロにもなる巨大なイカも狙えるロマンから釣り人には大変人気のあるジャンルだ。

しかし、残念ながら自粛期間中に「春エギング」のベストシーズンは過ぎつつある。産卵を終えたアオリイカは岸を離れ、生活圏を深場へと移してしまうからだ。だが落ち込むにはまだ早い。コロナの影響を受けた「禁漁」で釣り人が減った結果、今年の親イカは釣り人からのプレッシャーを受けることなく資源として保存され、平年よりも多くのイカが産卵を終えるはずだ。

「秋エギング」に期待高まる

こうして産まれた稚イカは夏を経て成長、秋ごろには200~400グラムほどの「新子イカ」となる。これを狙うのが「秋エギング」だ。産まれて初めて「エギ」を見る新子イカは親イカよりも反応が良く、数釣りが楽しめるので釣りの入門にはうってつけになるだろう。しかも今年はコロナによる「禁漁期」が設けられた特殊な年。例年よりも大きな成果が見込まれるはずだ。

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May 21, 2020 at 02:43PM
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