全日本テコンドー協会が定めた東京パラリンピックの代表選考基準に事実上の年齢制限があることを不服とし、47歳の重水浩次が27日、日本スポーツ仲裁機構に申し立てを行ったことを明らかにした。来年1月26日の最終選考会への出場を求めている。

代表選考の対象は協会の育成指定選手らに限られるが「13歳以上40歳以下」の条件などにより、代表争いに参加できていないと主張している。2月の全日本選手権で準優勝した重水は「(最終選考会に)出られるつもりで練習している」と話した。(共同)