車いすバスケットボールを体験する子どもら=金沢市泉野出町の市総合体育館で |
障害者も健常者もプレーできる「パラスポーツ」の体験イベントが十一月三十日、金沢市泉野出町の市総合体育館であった。子どもから大人まで約四百人が参加し、夢中になって競技を楽しんだ。
パラスポーツの魅力を知ってもらおうと、金沢市と市スポーツ事業団が毎年開き、四回目。車いすバスケットボールやブラインドサッカーなど、十種目が用意された。卓球台の周りに六人一チームで座り、長方形のラケットでピンポン球を打ち合う「卓球バレー」や、カーリングのストーンの代わりに、車輪の付いた円盤を滑らせる「カローリング」もあった。体験といえども勝負は白熱。声を上げて喜んだり、悔しがったりしていた。
車いすバスケットボールに挑戦した子どもたちは、十五分ほどでぐんぐん上達し、シュートを決める姿もあった。同市木曳野小学校四年の小泉明音(あかね)さんは「車いすに座ると床に足が着かないので力が入らず、ボールを高く投げられなかった。選手の人は何であんなに速く動いたり、ボールを投げたりできるのかなと思った」と関心を深めていた。 (戎野文菜)
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December 02, 2019 at 03:10AM
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車いすバスケなど10種目 金沢で体験会 パラスポーツ 誰もが夢中に - 中日新聞
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