NBAウィザーズの八村塁(21)が30日(日本時間31日)、チームメートの奮闘に声援ツイートを送った。

鼠径(そけい)部の負傷の影響で年内最終戦もベンチから外れ、7試合連続欠場となった八村。エースのビールも故障により2試合連続欠場するなど、ウィザーズのスタメンは開幕先発メンバーが1人もいなかった。

故障者続出のチームは試合前の時点で東カンファレンス15チーム中13位。同2位だった好調ヒート相手に苦戦必至と思われたが、ふたを開けてみると互角以上の戦いを演じた。

立ち上がりに0-8と一方的な展開にされかけたものの、じわじわと追い上げて第2クオーター(Q)の途中で逆転に成功。リードして前半を折り返すと、3Qでは点差を広げにかかる。

そんな仲間たちの頑張りに胸を打たれたか、会場外で経過を見守っていたであろう八村は後半途中、iPhoneを使って英語で「Bonfire!!!」(燃えろ!)とツイート。この声援の甲斐あって、一旦は6点差に詰め寄られたウィザーズは終盤に相手を突き放し、123-105で快勝した。

控え選手による80得点はチーム史上最多記録。主役不在の中で若手選手たちが躍動し、ブルックス監督は「まさに今季1番の勝利」と興奮の面持ちだった。

なお八村は英語でのツイートの約6時間前には、日本語で「トバス!!!」と謎の言葉を投稿。約2000件の「いいね」を集めた。