世界反ドーピング機関(WADA)は2日、検査データ改ざん問題で、ロシアへの処分案を審議する9日の臨時常任理事会の開催地をパリからスイスのローザンヌに変更すると発表した。パリでゼネストの可能性があるため。処分内容は日本時間午後9時半頃からの記者会見で発表される見通し。

処分案は、ロシアを代表する選手団を東京オリンピック(五輪)・パラリンピックなど主要大会から4年間除外する一方、2018年ピョンチャン(平昌)冬季五輪と同様に潔白が証明された選手の個人資格での出場は認める。(共同)