29歳のクバツキが伝統の4連戦で初の頂点に立った。3位、3位、2位と安定した成績を残して総合首位で迎えた最終戦。「自分のできることに集中した」と140メートルを越える大ジャンプをそろえて優勝し、小林陵侑らを振り切った。

昨年の世界選手権の個人ノーマルヒル金メダルに続くビッグタイトル。「素晴らしい気分だ。とても重いね」と笑い、優勝の証しである黄金のワシのトロフィーをうれしそうに見つめた。(共同)