特別展への来場を呼び掛ける工藤隆馬さん=浜松市西区のウォットで |
浜松市西区の浜名湖体験学習施設「ウォット」で、地元や深海に生息する魚の珍しい特徴をユーモアたっぷりに紹介する特別展「春のヘンまつり」が開かれている。五月十日まで。
「えっ!?魚が釣りをする?。しかも泳ぎが苦手なんてヘンなやつだ」との解説文で紹介するのは、浜名湖の浅瀬などに生息するカエルアンコウ。隣の水槽では「寝不足で目が赤く見えるぞ」と、「日本三大怪魚」の一つと数えられるアカメを案内している。
「深海の悪魔」と称して標本を展示しているのは、頭の先端がとがった歯がむき出しのミツクリザメ。深海生物を集めたブースでは「色が白いのはなぜ」「食べたらおいしいの」などの素朴な疑問に答えている。
岩陰に隠れるようにしているカエルアンコウ。頭にある疑似餌で小魚などをおびき寄せる「ヘンな特徴」がある=浜松市西区のウォットで |
季節ごとにテーマを設けて特別展を企画しており、今回は生きものの不思議な魅力に焦点を当てた。目玉はミツクリザメやラブカの標本、カエルアンコウなど十五種を集めたコーナー。以前から展示している百五十種の中でも、下顎に白いひげのあるヒゲダイなど特徴ある魚を選んで紹介している。
担当の飼育スタッフ工藤隆馬さんのお薦めはカエルアンコウ。「同じ魚なのに釣りで捕食し、歩くように移動する。こんな変な魚はいないです」と笑顔で話し、「不思議な特徴を観察して他の魚と比べてみて、楽しみながら学んでほしい」と来場を呼び掛けた。
月曜、祝日の翌日は休み。大人三百二十円、高校生以下無料。(問)ウォット=053(592)2880
(篠塚辰徳)
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March 30, 2020 at 03:10AM
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「ヘン」な魚 浜松「ウォット」で企画展 - 中日新聞
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