歌舞伎俳優、中村莟玉(かんぎょく、25)が4日放送のTBS系「世界ふしぎ発見!」(土曜後9・0)でミステリーハンターに初挑戦。歌舞伎界きってのパンダ好きで、今回はジャイアントパンダ初来日から50年を記念して日本の全13頭に会うために神戸市立王子動物園などを訪問した。
端正な顔立ちで人気の莟玉は楽天のキャラクター、お買いものパンダがお気に入りだったが、2017年に誕生した東京・上野動物園のシャンシャンのかわいらしさに心を惹かれた。「初めてみたときはダンゴムシのように丸くなって寝ているだけでしたが、白毛の部分がピンク色で。お母さんのシンシンが愛情をもってなめると、ピンク色になるんです」と感激を説明した。
公開映像で飼育状況なども確認し、「彼女(シャンシャン)のキャラクターがわかるようになってどんどんハマった」と愛情が深まり、シンシンやお父さんのリーリーの性格にも興味を持った。
今回、王子動物園ではタンタンの飼育員を取材。同園では過去にパンダの死産などを経験し、「単にかわいいという話とは全然違ってすごくシビア」と振り返った。タンタンにエサの竹を届ける高齢男性3人も取材。22年間、交代で山林で竹を確保し続け「悪天候でも山に入る過酷な環境で、イノシシやほかの動物と接触する危険がある中での作業」と理解。「竹を届ける原動力を聞くと、純粋にタンタンのためで、ほかの動物のためにここまでできるって人間は不思議な動物」と愛情の力を再確認した。
パンダは繁殖などを目的に中国から貸与されており、大好きなシャンシャンは年末に返還予定。「パンダ好きが必ずぶち当たる壁」と寂しそうだが、「シャンシャンが戻る先のセンターの方とも会話して、かなり突っ込みました。頼みますよ!って」と幸せを願った。
莟玉は東京・歌舞伎座で27日まで上演予定の「六月大歌舞伎」に出演。「歌舞伎ファンとパンダファンをつなげる役割を果たしたい」と話す一方、今回のミステリーハンターについては、自身の〝パンダ愛〟を懸念?し、「お願いだからひかないでみてほしい。まぁギリギリ、セーフだと思いますが…」がユーモアを交えて呼びかけた。
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