笠原雅俊
ふわふわと舞うシャボン玉が郷愁を誘う。高知県四万十市の一條神社で24日、境内に立つ天神社の「夏祭り」があった。幡多神楽の奉納や餅投げ大会があり、約100年の歴史を持つ情緒のある祭りを約300人が満喫した。
夕暮れとともに、浴衣姿の家族連れなどが石段を次々と上ってきた。コロナ禍で今年も目玉イベントの「子供相撲」は見送られ、代わりにシャボン玉が初登場。夏休み中の子供たちが楽しそうにシャボン玉を空に飛ばした。
同神社の川村公彦宮司の孫で、小学2年の晴琉君(7)は「シャボン玉は、いろんな色に見えてきれい」と絵日記に描いた。(笠原雅俊)
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