フィギュアスケート女子で18年平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)4位の宮原知子(21=関大)と18年グランプリ(GP)ファイナル優勝の紀平梨花(17=関大KFSC)が14日、活動一時停止を表明した同五輪金メダリストのザギトワ(ロシア)が下した決断に驚きを見せた。

15日に京都・宇治市内にオープンする「木下アカデミー京都アイスアリーナ」で演技を披露。宮原はザギトワの報道について「一緒に試合に出てきた仲間。寂しい気持ちはあるけれど、選手それぞれに選択する道がある」。紀平は「すごく驚いた気持ちが率直な気持ち。私は私らしく、これからも頑張りたい」と思いを言葉にした。

ザギトワはロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の番組で、今月下旬に行われるロシア選手権には出場せず、活動を停止すると表明していた。