魚信担当のおっさん記者たちが、夜な夜な送り合って喜んでいる「釣り師料理」
あれは、おととしの冬―。魚信担当の一人であるO先輩が、高知沖で3キロちょっとのマハタを釣り上げた。刺し身や煮物だけでなく干物にまで手を出している
意気揚々とクーラーで持ち帰ったO先輩。ただ、先輩も夫人も魚がさばけなかった。夫人はいつものように近くのスーパーへ。有料でおろしてくれるサービスがあるからだ。「これ、さばいてもらえますか」
「はいはい、いらっしゃいませ。どういたしましょう?」
「サイコロ状にしてください」
「へ? このマハタをサイコロ?」
「ええ。唐揚げにするので」
「ち、ちょっと待って」
目を丸くした店員さん。夫人の要望を「あり得ない」とその場で拒否し、薄造り用と、鍋用の身と粗(あら)に分けてパックしてくれた、という。
このマハタ。高知市の鮮魚店主、池沢秀郎さん(42)によると、「産地や時期にもよるけど、冬のいいものだと店頭で1万5千円以上はする」。ものすごい高級魚なのだ。
スーパーの件をスマホのラインメッセージで知った魚信記者は沸いた。「店員さん、ぐっじょぶ!」「さすが高知のスーパー。こうでなくっちゃ」
O先輩も「うん。俺の思いをビシッと言うてくれたわ。うちは何を釣っても、市販の唐揚げ粉とソースで出てくるき、全部おんなじ味がしてさ…」。
「マハタの鍋。うまいわぁ」
これ以降、魚信記者の誰かが釣りに行った晩は、必ずスマホが鳴るようになった。
「アヤメカサゴを姿造りに~」
「ウルメイワシ、脂あり!」
「イトヨリとレンコダイの干物に挑戦」
「メジロ。寄生虫なし。3日熟成」
調理画像を送り合って、はしゃぐおっさんたち。O先輩もマイ包丁を買って料理を始めたらしく、「さあ、みんなの食レポを!」と迫ってくる。
魚種やサイズだけじゃない。「どう料理したか」「どんなにうまかったのか」も自慢する―。それも釣り師のさがなのだ。(本紙・ハチ)
料理写真を募集
というわけで、来年から、皆さんの「釣り師料理」を大募集します。自慢の一皿の写真をお送りください。自分が釣り、誰かに作ってもらった料理も大歓迎。料理名とレシピや調理のこつ、食べた感想を添えてください。
氏名、年齢、住所、魚種とサイズ、釣った場所、連絡がつく電話番号を記入の上、魚信担当メール(sakana@kochinews.co.jp)まで。疑問点などは、電話(088・825・4045)でお問い合わせを。
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December 26, 2019 at 06:36AM
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