市民ランナーや学生らが街中を走りながら防犯活動をする「ランニングパトロール」（ランパト）が全国に広がっている。防犯活動に携わるボランティアが高齢化する中、スポーツをしながら学生や働き盛りの世代が地域貢献できるのが特徴。開催が迫る東京五輪・パラリンピックでスポーツ人口の増加が見込まれる中、スポーツと社会活動を結び付ける新たな取り組みとして注目されている。（野々山暢）
爽快に防犯活動
昨年１２月２０日午後８時ごろ、大阪府寝屋川市内の商店街。「走って防犯」と書かれたＴシャツを着た摂南大（同市）の学生約１０人が「こんばんは」と通行人に声を掛けながら整然と走っていた。
学生は、地域防犯を研究する中沼丈晃（たけあき）教授の研究室に所属。研究室では平成２８年夏からこの活動を始め、週２回、朝の登校時間や夜に同市内を走っている。３０年秋から参加する吉田海斗（かいと）さん（２２）は「体を動かして気持ち良く活動できる。通行人に応援してもらえることもあり、やる気が出る。卒業後も続けていきたい」と魅力を語る。
全国で拡大
ランパトは市民ランナーや学生が街中を走る際、子供や女性が犯罪被害に遭っていないか、「街を見守る意識」を持ってもらう取り組み。学校の部活動や企業が自主的に活動したり、自治体がチームを作って参加者を募集したりする場合がある。専用のＴシャツなどを身に着けてパトロール中を強調している。
さまざまな団体が活動しており、ＮＰＯ法人「改革プロジェクト」（福岡県宗像市）が全国で展開する「パトランＪＡＰＡＮ」だけでも現在、福岡を中心に京都や滋賀など９都府県の１４チームが登録。チーム結成に至らなくても、３８都道府県に住む市民ランナーが個人的に活動している。
"スポーツ" - Google ニュース
January 10, 2020 at 09:34AM
https://ift.tt/35D4ken
広がるランニングパトロール スポーツと社会活動が融合 - 産経ニュース
"スポーツ" - Google ニュース
https://ift.tt/2CNiCNr
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "広がるランニングパトロール スポーツと社会活動が融合 - 産経ニュース"
Post a Comment