サッカーＪ２の水戸ホーリーホックは１０日、県庁で記者会見を開き、対戦型のデジタルゲームをスポーツ競技として捉える「ｅスポーツ」のチームを新たに設立すると発表した。クラブによると、Ｊリーグでｅスポーツチームを設立するのは鹿島アントラーズなどに続き５クラブ目。年齢や性別に関係なく楽しめるｅスポーツの活用で、新たなファン層獲得につなげるのが狙い。
対象競技はサッカーゲームの「ウイニングイレブン２０２０」。チーム設立に際し、所属選手２人を募集する。２９日に選手を選考する大会を開き、上位に入った２人を採用する。３月２５日には水戸市内でエキシビションマッチを行い、４月以降、ｅスポーツ大会に参加する予定という。
選手は１年契約で、クラブが指定する大会や各種イベントに参加し、活動時に謝礼や旅費などが支給される。クラブのサポーターたちには、３月１日にケーズデンキスタジアム水戸で行われるＪ２・栃木ＳＣ戦でお披露目するプランがあるという。
沼田邦郎社長は「サッカーはまだまだ狭い世界の中でやっている。ｅスポーツは年齢、性別関係なく幅広い人がやっているのでファン拡大につなげていきたい。県内全体のにぎわい創出にもつなげたい」と話した。
県も大井川知事を中心にｅスポーツを活用した地域活性化、産業振興を図っており、２９日の選手選考の大会を後援する。
ｅスポーツを取り入れる流れはＪリーグ内でも進んでおり、２０１８年には国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の世界大会にもつながるＪリーグ主催の大会が初めて開催された。
エントリーや応募要件は専用の申し込みフォーム（https://area310cup.all-appreciate.com/entry/)。
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February 11, 2020 at 03:00AM
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ｅスポーツチーム設立 J2水戸 所属選手募集 - 読売新聞
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