鮮度を長く保つため瞬時に神経を傷つけ、魚を締める「神経締め」をした魚にブランド名を付けて売り出す新たな取り組みを、新潟県長岡市の漁協が始めることになりました。
ワイヤーを使い瞬時に神経を傷つけ、ストレスを与えずに魚を締める「神経締め」は、長距離輸送でも魚の鮮度を長く保ちながら安定供給ができるため、近年、広まっています。
新潟県内で「神経締め」をした魚の取り扱い量が最も多い長岡市の寺泊漁協では、こうした魚に「寺神(てらしん)」というブランド名を付け、付加価値を高めて売り出す取り組みを、来月以降始めることになりました。
ブランド魚を認定するにあたっては、魚体がおおむね2キロ前後の刺身用のブリやタイを想定し、「神経締め」の方法を熟知した数名の漁協の職員だけが扱うことで品質を高めたいということです。
認定された魚は市場に出荷するのに加えて、ネットで直接販売したり、ふるさと納税の返礼品として取り扱ってもらったりしながら認知度を上げていくことにしています。
寺泊漁協の栗田哲也さんは「販路を拡大して寺泊の魚を買ってくれる人や漁業に興味を持つ人を増やすのが目的で、これを機に寺泊の魚の知名度が広がってほしいです」と話しています。
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February 27, 2020 at 11:45AM
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「神経締め」の魚 漁協が新ブランド 販売へ 新潟 長岡 - NHK NEWS WEB
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