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初挑戦釣友 早々ヤマメ 岐阜県高山市庄川支流・寺河戸川:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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  初めて釣ったヤマメを手に笑顔の林さん

  初めて釣ったヤマメを手に笑顔の林さん


 岐阜県高山市荘川町の庄川支流・寺河戸川(庄川漁協管内)へ7月18、19日、入渓した。私が所属する組織のイベントの合間の釣りだったが、初日にばらした大型イワナを翌日に釣り上げて雪辱に成功?し、その泣き尺イワナを頭に、2日間でヤマメを含めて12匹の釣果だった。

ミミズの餌で

 18日午前7時、釣友の大村俊徳さん(62)所有の山荘に到着し、海釣りはベテランだが渓流釣りは初めての林賢治さん(47)と合流した。天気予報は曇り時々雨だったが土砂降りで少し待った。

 8時、小降りとなって山荘を出発。15分ほどで寺河戸川と庄川の合流地点に着いた。8時半、渓流竿6・1メートル、道糸0・5号、ハリス0・25号、オモリB1個、アマゴスレ針7・5号の仕掛けで釣り開始。私は寺河戸川右岸をミミズの餌で釣り上がった。

 林さんは大村さんに指導を受けながら左岸を釣り上る。川は少し濁っていた。すぐ林さんが16センチほどのヤマメを上げた。ミミズの餌だった。対岸から拍手を送った。大村さんに写真を頼んだ。合流点から2カ所に小えん堤があり、絶好の落ち込みとなっていたが、アタリはなかった。

 9時、大粒の雨が降りだした。3個目のえん堤下流に土手から下りる階段があり、河原へ。手前の泡から流れ出しを狙った。水深は深いところで30〜50センチ。数投目、ビクンのアタリに合わせを入れたが掛からなかった。ミミズの餌であることを忘れ、早合わせしてしまったのだ。

 再度同じ場所を流すとアタリ。今度は少し送り込んで合わせた。グイーンと引きが伝わり、岸へ引き抜いた。20センチ超のイワナが針をのみ込んでいた。さらに同じ場所で1匹追加した後、岸側で水深30センチほどの反転流でイワナをゲットした。

 次に中央付近を流すと数投目、大きな引きが伝わった。竿を立てると、すんなり寄ってきた。ハリスが細いことを忘れ、抜けると判断して引き抜いた。大型のイワナが飛んできた。「よしっ」と思った瞬間、水辺から50センチの岸へ落ちた。ハリス切れだ。

 慌てて駆け寄ったが、こういう時の魚の逃げ脚は速い。私の足をすり抜けて帰ってしまった。ここから先はハリス0・3号で土手の上から竿を出した。小さな落ち込みや石裏で4匹を追加して11時半、終了した。釣果は2人で16センチのヤマメ2匹と20〜24センチのイワナ6匹だった。

 翌日は午前4時15分に出発。前日と同じ寺河戸川へ単独で向かった。前日、林さんが釣った左岸を土手上から釣り上がることにした。ハリス0・3号、ミミズの餌。最初の小えん堤下を釣るが、暗くて目印がまだはっきり見えなかった。

 ヤマ勘で流した数投目にビクビクというアタリの後、グイーンと引きが伝わった。あまり重くないので引き抜くと、途中でハリスが切れ、土手に魚が当たって自然放流となった。気を取り直して釣り上る。

 やっと目印が見えてきた時、目印の変な動きに一呼吸おいて合わせたら竿が曲がった。20センチオーバーのイワナが土手の上で躍った。さらに前日大型をバラした所へ。右岸の落ち込みへ仕掛けを振り込んだ。

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August 04, 2020 at 07:12AM
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