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タテ釣り快信 ヒラメやハタマス踊る 三重・錦沖 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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山田さんに舞った67センチのヒラメ

山田さんに舞った67センチのヒラメ

 秋の釣りシーズン真っただ中、タテ釣りで「タイやヒラメの舞い踊り」を楽しんだ。絶好の釣り日和となった10月27日、仲間3人と仕立船で三重県大紀町錦沖へ出た。マダイ、ヒラメにワラサ、マトウダイ、ハタマス、カサゴ、アカヤガラ、ハマチと8魚種30匹が顔を見せ、汗ばむ陽気の中での釣りを満喫した。

 午前5時、前泊していた錦漁港「鯛屋旅館」から5分ほどで「宗丸」の乗り場に着いた。深夜までの釣り談議の疲れも見せず、早々に釣り支度をして乗船した。

 早朝は冷え込んでいるが、絶好の釣り日和の穏やかな海上を30分ほど走った。竿2・5メートル、5対5調子・オモリ負荷80〜150号、小型電動リール、道糸PE5号、プラスチックカゴに仕掛けは市販の全長2・8メートル、幹糸・ハリスフロロ10号、青物・ヒラメ極太SサイズW胴打ち7本針、オモリ120号。

 船頭の「準備しといてよ」で、まき餌カゴにアミエビを詰め、1番下の針にサンマの切り身を付けてスタンバイ。「ハイやって水深90メートル。ベイトが付いてもアタリがなければ2〜3分で回収し、ジャンジャンまき餌をまいて」のアドバイスで流し釣り開始だ。

 1投目、仕掛けが着底すると、竿を振ってベイトのアタリを待つが、反応がないため、すぐに回収した。私は左舷ミヨシに釣り座を構えたが、そのトモ側の岩永憲一さん(67)が「来たよ〜」と竿を曲げた。

 右舷トモの安藤茂さん(63)からも「こっちも来たよ〜」との声が聞こえた。岩永さんはマダイの52センチ、安藤さんはヒラメの47センチ。続けて岩永さんのヒラメ49センチが船頭の玉網に納まった。

 私もベイトの乗りを感じ、オモリを着底させて食い込みを待つと、竿先がググーッと入った。ドラグが滑る。青物の走りだ。私が「ブリか」と言うと、船頭は「ワラサやね」と即答して玉網を入れた。メジャーを当てると76センチだった。

 6時15分、右舷ミヨシの山田芳郎さん(73)に待望のアタリが来て、マトウダイの43センチを抜き上げた。6時半すぎ「底潮が効いてきた」と船頭。前日は「ぶっ飛び潮」で釣りにならなかったそうだが、今日はまだ良さそうだ。私にはハタマスの43センチ、安藤さんにも40センチがヒットした。

 7時すぎ、ポイントの小移動でやっと「朝食タイム」となり、旅館の弁当でひと息入れた。仕掛けを着底させ、竿先のテンションを緩めてベイトの動きを見つめる。激しく動いた後、一気に食い込んで竿先が海中に突っ込んだ。

 操舵(そうだ)室から見ていた船頭から「それデカイよ」との声援が届いた。ドラグが滑って道糸が出ていく。電動のスイッチオン。しかし、船頭の声が一瞬早く「ああ〜、また外れた」。これでハリス10号の幹糸を3回も切られた。岩永さんも12号を切られたと嘆いている。

 8時半、ポイントを小移動すると、山田さんの竿が満月を描いた。マダイの51センチに続いてヒラメの67センチにニンマリだ。岩永さんに来た1メートル超のアカヤガラには「それ絶品よ」と船頭。

 10時半、最後の100メートルポイントに移動した直後の1投目、安藤さん、岩永さんが「来た〜」と同時に声を上げた。2人ともドラグを緩めて慎重に時間をかける。船頭が玉網を入れ、ワラサの77センチのダブルヒットにハイタッチだ。

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November 11, 2020 at 08:53AM
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