魚なのに、おなかに吸盤がついていて面白い――。
そんな素朴な思いから、京都市立音羽小2年の稲波(いななみ)紘太君(8)=山科区=がまとめた作品「ナマズのお食事」が、第38回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(朝日新聞社、朝日学生新聞社主催、日本水産協賛)で、最優秀賞の一つ朝日新聞社賞を受賞した。
小学生が海や魚をテーマに考えるコンクール。稲波君の作品は、ほかの最優秀作品とともに来年1月10日まで、東京都中央区の朝日新聞東京本社2階コンコースに展示される。
稲波君の家には、生まれた時からナマズがいた。育てていた兄が高校で寮に入ったため、稲波君がナマズのえさを自宅近くの川にとりに行くようになった。その際、ハゼ科の魚「カワヨシノボリ」の腹に珍しい吸盤が付いていることを発見。「面白い」と思い、研究することにしたという。
9匹のカワヨシノボリを捕まえ、透明なケースに入れて体や吸盤の大きさを測った。捕まえる過程で死んでしまったものを解剖したところ「ザラザラとしたこまかい『は』がある」ことや、おなかの吸盤には「タコのきゅうばんとはちがってほかのヒレと同じようにすじがあること」などがわかった。
稲波君は3日間かけて、観察でわかったことなどを画用紙にボールペンや色鉛筆などを使ってまとめた。画用紙いっぱいに、カワヨシノボリのおなかをダイナミックな構図で描いた。うろこのきらめきを表現するため、一枚一枚違う色を使って塗り分けるなど、細部までこだわった。
魚を詳しく観察したのは今回が初めて。今後、カワヨシノボリになぜ吸盤がついているのかも調べてみたいといい、「将来はもっと魚を勉強して、図鑑を作りたい」と話した。
(山崎琢也)
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December 26, 2019 at 09:25AM
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