Search

浮き玉を新たな夏の定番に 伊万里市の大川内山の8窯元が商品化 - 佐賀新聞

磁器の浮き玉をPRする伊万里鍋島焼窯元おかみ会の三宅郁子さん(左)、大串のり子さん=伊万里市役所

磁器の浮き玉をPRする伊万里鍋島焼窯元おかみ会の三宅郁子さん(左)、大串のり子さん=伊万里市役所

浮き玉を使ったテーブルコーディネート=伊万里市の伊万里有田焼伝統産業会館

浮き玉を使ったテーブルコーディネート=伊万里市の伊万里有田焼伝統産業会館

 伊万里市大川内山の八つの窯元でつくる「伊万里鍋島焼窯元おかみ会」が、暑い季節のインテリアとして磁器の浮き玉を商品化して売り出す。鉢や器に水を張って浮かべると見た目に涼しくなり、風鈴と並ぶ夏の定番商品にしたい考えだ。

 おかみ会は窯主の妻らがメンバーで、テーブルコーディネートを学んで焼き物の魅力を発信している。大川内山では夏に「風鈴まつり」を催し例年約5万人が訪れるが、新型コロナウイルスの影響で人出は大幅に減少。集客の新たな取り組みとして浮き玉の商品化を試みた。

 浮き玉は中は空洞で表面の厚さは3ミリ。各窯元が手作業で彫刻や絵付けをして青磁、染付、赤絵の独自の商品に仕上げた。大きさは直径95ミリと65ミリがあり、値段は大きい方が税込み4400円から、小さい方は同3300円からになる。10日から販売を始め、各窯元が10個ほど用意している。

 大川内山では風鈴まつりが8月31日まで開催中で、30の窯元が約千個の風鈴を販売している。おかみ会では浮き玉を使ったテーブルコーディネートを、各窯元の店舗や伊万里有田焼伝統産業会館に展示している。三宅文三窯の三宅郁子さん(66)は「異なる窯元の浮き玉を組み合わせたり、草花と一緒に浮かべたりして涼の演出を楽しんで」とPRする。

 問い合わせは伊万里鍋島焼協同組合、電話0955(23)7293。(青木宏文)

Adblock test (Why?)



from "玉" - Google ニュース https://ift.tt/AjvgTQB
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

0 Response to "浮き玉を新たな夏の定番に 伊万里市の大川内山の8窯元が商品化 - 佐賀新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.