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【千葉】専大松戸に隠し玉、2年平野大地、全直球最速150キロで0封「どこまで通用するか確かめようと」 - スポーツ報知

◆第104回全国高校野球選手権千葉大会▽4回戦 専大松戸8―1千葉英和(19日・千葉県野球場)

 千葉では、専大松戸の2年生右腕・平野大地投手が9回に救援で今大会初登板。自己最速の150キロをマークし、来秋のドラフト候補に躍り出た。

 千葉県野球場が一瞬どよめいた。専大松戸の7点リードで迎えた9回。2番手でマウンドに上がった夏の大会初登板の平野が、先頭への7球目に自己最速を3キロ更新する150キロを計測した。結果的に中前打を浴びたが、後続3人を斬って試合終了。「どこまで通用するかを確かめようと思って」と全18球を直球でねじ伏せた。

 バックネット裏から熱視線を送ったDeNA・吉見スカウトは「今年でもドラフト1位クラスだと思うよ。めちゃくちゃ楽しみ。素質はピカイチ」と絶賛した。中学までは捕手だが、持丸修一監督(74)も教え子の日本ハム・上沢の同時期より「完成されていますね」と認める逸材。急成長を遂げている2年生右腕は「ヒットを打たれた反省もあります。もっと打たれない球を探していきたいです」と気を引き締めた。(中野 雄太)

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