都市型スポーツ（アーバンスポーツ）の世界大会「ＦＩＳＥ（フィセ）ＷＯＲＬＤ ＳＥＲＩＥＳ ＨＩＲＯＳＨＩＭＡ ２０２０」が来年４月３～５日、広島市中区の市中央公園や広島県立総合体育館小アリーナなどを会場に開催される。同市の県民文化ホールで行われた記者発表で、出場予定の選手らが意気込みを語った。
ＦＩＳＥは、来年の東京五輪で競技種目に初採用されるスケートボードをはじめ、自転車のＢＭＸ、ボルダリングなどの国際的な都市型スポーツの祭典。主催のアーバンスポーツ支援協議会（ＪＵＳＣ）によると、初開催となった昨年４月は約８万５千人、今年４月は約１０万３千人の観客でにぎわった。
来年も７種の競技を開催する予定。特にＢＭＸフリースタイルパークは、東京五輪出場をかけた重要な一戦で、フランスの軍事訓練から発展したアクロバットを中心とした競技「パルクール」も国際体操連盟による初の世界選手権として開催される。
また、ｅスポーツもエキシビション競技として行われる予定。会期中はカキやお好み焼きなどの食品ブースを設け、観光、経済へのさらなる効果も狙うとしている。ＪＵＳＣの渡辺守成会長は「アーバンスポーツがここまで認知されるようになったのは、広島のおかげ。スポーツを通して平和を訴えたい」と広島で開催する意義を語った。
ＢＭＸフリースタイルパークで東京五輪出場を目指す中村輪夢（りむ）選手（１７）は「地元の声援があるといつも以上のパフォーマンスができる。五輪出場につながる大事な初戦になるので、表彰台を狙いたい」と意気込んだ。
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December 19, 2019 at 05:42AM
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都市型スポーツ世界大会 来年４月に広島で 五輪につながる - 産経ニュース
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